顧問社労士の部屋 建設専門の社労士が労働安全についてわかりやすく説明します。

思い込みミスをどう生かすか

人は仕事に慣れてくると、自分勝手な思いこみによって、思わぬミスを起こしてしまうことがあります。

 

例えば、毎月決まった日時に決まった会場で、取引先の説明会が開かれていたとします。Aさんはいつもより早く会場に到着し、相手が来るのを待っていました。ところが相手はいつまでたっても現れません。おかしいなと思いながらメールの案内文を確認すると、別の会場が書いてあったのに気が付いたのでした。

 

このようなことはよくあるのではないでしょうか?相手には分からないだけで、結果的には問題なかったとしても、もし重要な要件だったら、取り返しのつかないことになります。

 

人は痛い目に合わないと、深刻に反省しません。例えば上記の例で、説明会の日を間違えて1週間早く会場に来たとしましょう。「あれっ、おかしいな。あっ来週なんだ」と間違いに気がつきました。この場合相手も自分も被害はありません。「ああ、やばかった」とそれだけで済ますかもしれません。しかし、これが逆に1週間後だったらどうでしょうか?手遅れになってあなたも相手も損害を被ってしまします。

 

同じ思い込みが、重要度の異なる結果を招くのです。したがって、思い込みは結果とは関係なく、排除するように努力していく必要があります。命のかかわる工事現場ではなおさらです。プロセスを意識しながら生活・仕事をしていくことが重要です。

顧問社労士の部屋プロフィール

井上敬裕

井上敬裕 社会保険労務士・中小企業診断士

大田市場青果工場で約8年間工場長を務めた後独立。
工場の生産性・安全衛生管理と人事労務管理の両方をワンストップで行うことができる。フォークリフト講師の資格を持っている。