顧問社労士の部屋 建設専門の社労士が労働安全についてわかりやすく説明します。

ヒューマンエラー②認識の限界を超える

世の中には多くの種類の仕事が存在しますが、初心者でも、訓練すれば大体できるようになります。人間の学習能力はすばらしく、逆に仕事は経験と慣れだということができます。初めて何かに取り組もうとするときは、時間がかかりますが、何度も続けているうちに素早くできるようになるものです。

 

人間は同時に複数の事柄に遭遇した時、経験と勘で瞬時に判断し行動することができます。しかし、想定外の事柄の場合は経験と勘が事実を誤認することがしばしばあります。ゼロからじっくり考えていけば、解決できる問題でも、考える時間がない場合にはエラーになってしまいます。

 

私たちは、日ごろ、癖や習慣、常識といったものに、縛られて生きています。したがって、想定外の問題に対するエラーは非常に難しいものがあります。このエラーを少なくするためには、

 

初心に帰る

手順を省略しない

 

といった謙虚な態度と姿勢が必要だと思います。

 

 

 

顧問社労士の部屋プロフィール

井上敬裕

井上敬裕 社会保険労務士・中小企業診断士

大田市場青果工場で約8年間工場長を務めた後独立。
工場の生産性・安全衛生管理と人事労務管理の両方をワンストップで行うことができる。フォークリフト講師の資格を持っている。