顧問社労士の部屋 建設専門の社労士が労働安全についてわかりやすく説明します。

ヒューマンエラー④心理的特性「よいことと悪いことのとらえ方」

1日は1か月の縮図、1か月は1年の縮図、そして1年は人生の縮図です。人生には山あり谷ありがあるように、1年にも、1か月にも、1日にも、山や谷(いいこと悪いこと)があります。

これから遭遇すること自体は、自分で選ぶことはできませんが、遭遇したことに対して、どのように対するかということは、自分でコントロールすることが可能です。特に、悪いことをどのようにとらえるかは、人によって大きく差が出るものです。物事を成功させる人は、悪いことに対するとらえ方が上手です。

<悪いことに対する上手なとらえ方>

悪いことに対して事実として受け止める

悪いことに対して最善の処置を素早く行う

悪いことに対してくよくよしない

そして、これは人によって違うかもしれませんが

悪いことは次に良いことがある前兆である

 

さらに重要なことは、悪いことが起きた場合、どうするかというバックアップを意識しているという点です。プラス発想というのは、良いことだけを考えるのではなく、良いことと悪いことを同時に考え、悪いことにどう対するかを考えたうえで、良いことに照準を合わせた行動をとることです。

 

都合のよいことと悪いことがあるとき、人はついつい都合のよいことだけに意識が偏り、悪いことについては見落としがちになってしまいます。これは後で大きな痛手となる可能性があります。

 

物事を双方向(いいこと、悪いこと)で捉え、いいことに照準を合わせ目指していく。意識的に訓練していくことが必要です。

顧問社労士の部屋プロフィール

井上敬裕

井上敬裕 社会保険労務士・中小企業診断士

大田市場青果工場で約8年間工場長を務めた後独立。
工場の生産性・安全衛生管理と人事労務管理の両方をワンストップで行うことができる。フォークリフト講師の資格を持っている。