顧問社労士の部屋 建設専門の社労士が労働安全についてわかりやすく説明します。

労働安全衛生展と熱中症対策展

 7月20日~23日まで、東京ビッグサイトで行われていた労働安全衛生展熱中症対策展に足を運んでみました。会場では、労働安全衛生や熱中症対策に役立つ最新の商品を各メーカーがアピールしていました。

 労働安全衛生展では、作業中だけ点灯するハーネス、蒸れないヘルメット、安全靴、手袋などが、熱中症対策展では、ファンの付いた作業服や、送風機などの新商品が目立ちました。こういった商品は物理的あるいは化学的な危害を、物理的に防御するものなので、昔から現場で使う地味な存在ですが、年々工夫を重ねて進歩していると感じました。

 同じ会場で最も注目を集めていたのが、ドローンとIot関連商品です。どちらも建設業界の労働生産性の向上と人手不足を解決する技術として各社とも大きく力を入れています。これらは人が身につける労働安全衛生用具とは異なり、一昔前には存在しなかったものです。

 

 前者はいかに人が安全かつ便利に使えるか、後者はいかに人が係らなくてもいいようにするか、という一見反対の立場にあるように見えますが、どちらも業界になくてはならないもので、両者をいかにうまく組み合わせて使っていくかが、今後の企業の経営の課題だと言えるでしょう。

 

顧問社労士の部屋プロフィール

井上敬裕

井上敬裕 社会保険労務士・中小企業診断士

大田市場青果工場で約8年間工場長を務めた後独立。
工場の生産性・安全衛生管理と人事労務管理の両方をワンストップで行うことができる。フォークリフト講師の資格を持っている。