顧問社労士の部屋 建設専門の社労士が労働安全についてわかりやすく説明します。

最低賃金が上がります。

毎年10月には最低賃金の引き上げが行われます。東京都の最低賃金は907円でしたが、今年の10月1日からは932円になります。日給ベースに直すと7,456円、月給ベースだと149,120円(月20日)になります。

時給で賃金を設定している場合は、900円、950円、1,000円と50円刻みで設定している会社が多いと思います。時給950円の会社の場合は、あと1年間は大丈夫ですが、来年の10月にはおそらく最低賃金は950円を超えますので、時給を上げなければならないでしょう

最低時給の引き上げと景気対策のために、政府は業務改善助成金という新しい施策を行う予定です。

具体的には事業場内の最低時給を引き上げた会社に、生産性向上のための設備投資資金を助成するという内容です。

 

東京都で時給が950円の会社の場合

最低60円以上時給を上げて時給1100円にすると、設備投資経費の4分の3(上限100万円)が助成されます。

大幅の賃金引き上げを行う会社には90円以上の場合は150万、120円以上の場合は200万が助成されます。

 

設備投資を考えている会社は、この制度を生かしてみてはどうでしょうか?

 

 

顧問社労士の部屋プロフィール

井上敬裕

井上敬裕 社会保険労務士・中小企業診断士

大田市場青果工場で約8年間工場長を務めた後独立。
工場の生産性・安全衛生管理と人事労務管理の両方をワンストップで行うことができる。フォークリフト講師の資格を持っている。