顧問社労士の部屋 建設専門の社労士が労働安全についてわかりやすく説明します。

建設業の顧客とは誰か?

企業の目的と使命を定義する時、出発点は一つしかない。顧客である。顧客によって事業は定義される」  (P.Fドラッカー

建設業にとっての顧客は誰だろうか?公共工事を行う下請建設業者からの視点から見ると、

①元請け業者

②役所

③住民

④生活者(従業員も含む)

という感じになるでしょうか?そもそも顧客の定義とは何でしょうか?私たちは普段直接お金を払ってくれる人が顧客だと考えます。この考え方は間違っていませんが、直接お金を払ってくれる人のことだけ考えればいいのだということとは違います。

 

金は天下の回りもの

 

という言葉があります。元請け会社が払ってくれるお金は、自分が税金として払ったお金かもしれません。そう考えると自分の会社の社員も顧客だということになります。

 

社会保険の問題は社会でお金が回るようにすれば解決できるものです。誰かがお金の流れを堰き止めてしまうから、難しいという話になるのです。自分の顧客は誰か?目の前の現実から少し離れて、違った角度から現実を眺めてみましょう。新しい発見があるはずです。

 

顧問社労士の部屋プロフィール

井上敬裕

井上敬裕 社会保険労務士・中小企業診断士

大田市場青果工場で約8年間工場長を務めた後独立。
工場の生産性・安全衛生管理と人事労務管理の両方をワンストップで行うことができる。フォークリフト講師の資格を持っている。