顧問社労士の部屋 建設専門の社労士が労働安全についてわかりやすく説明します。

社会保険加入の動き

4月になってから、社会保険に加入するという事業者さんが増えています。

3月30日に国交省が公共事業に参加する事業者の社会保険加入状況を発表しましたが、それによると、加入率は年々増加しています。ここ数年の加入率の推移をみると、元請けは数%増加しただけなのに対して、下請けは20~30%と急速に増加しており、国の方針が大きな影響を与えていることが分かります。

下請事業者においては、一人親方を雇用者のように扱っているところがたくさんあります。これは偽装請負に該当し、本来は認められない労働形態です。雇用者として扱うなら、雇用契約を結び、雇用保険、社会保険に入ることが必要です。いい仕事をするためには、安心して働ける雇用環境が必要です。社会保険の加入は雇用環境改善のいいきっかけになると思います。

顧問社労士の部屋プロフィール

井上敬裕

井上敬裕 社会保険労務士・中小企業診断士

大田市場青果工場で約8年間工場長を務めた後独立。
工場の生産性・安全衛生管理と人事労務管理の両方をワンストップで行うことができる。フォークリフト講師の資格を持っている。