東京技能講習協会では、労働安全衛生法に基づく技能・資格取得講習、教育事業等の他に、土木・建設現場における“安全に配慮した職場環境の推進”を応援しています。
ここではその一例として、工事用看板「風太郎」による安全性の向上についてご紹介します。
風太郎は、写真のように特殊な穴が開いた工事用看板で、当協会が開発しました。ご覧になったことがある方もいらっしゃるでしょうか。
この穴はφ6×30mmの水平な通気孔で、以下の効果をもたらします。
風が抜けやすくなります
「風太郎」に長穴をあけることにより看板風圧を大幅に低減します。
現場実験で「風太郎」は19%の風圧低減・風速20m/sでも転倒しないことを確認いたしました。
ご利用にあたっては適切なウエイト設置などを御願いします。
降雪時の視認性向上
雪国など降雪量が多い場所では、通常の看板は雪が積もって文字などが見えなくなってしまいます。
一方の風太郎は、通気孔が雪を通すため看板の表面に雪が積もらず、看板の内容をはっきりと見ることができます。写真にありますように、その視認性の違いは一目瞭然です。
そのため、雪国の建設現場等での事故を未然に防ぐ看板として期待されています。また、看板の雪かき作業を大幅に削減できるというメリットもあります。
看板が透けて見えるため歩行者との接触リスク軽減
看板に開けた空気孔により反対側が透けて見えるため、道路工事等の際には歩行者から作業の様子がわかり、また作業者からは歩行者や車の様子が確認でき安心です。
風太郎の購入について
風太郎は、サンリョウ株式会社のYahoo!ショッピングサイトからご購入いただけます。
ご購入をご検討の方はサンリョウ株式会社様までお問い合わせください。
東京技能講習協会では、工事現場の安全性確保について、適切なアドバイスを行います
以上のように、当協会では安全に関する取り組みも行っています。土木・建設現場等の職場環境の安全に関するご相談がありましたら、